【離職率たったの3%】日本人が辞めないビームスという企業とは
ブラック企業の代表的な業界と言えば、飲食業界、IT業界、そしてアパレル業界です。
いずれもライバルが多くて、安くて良いものが溢れだしている業界なので、年々苦しくなっていき社員もどんどん辞めては新人が入るを繰り返しています。
販売する商品が安くならざるを得ないので、会社としての売上も稼げず、社員たちを安く雇うしか会社が生き残る道が無いほどになっていて、サービス残業や給与未払いなどが繰り返されては社員たちも残れませんよね。
結果的に離職率が10%とか20%なんて会社が珍しくないのです。
離職率3%の会社も存在
そんな厳しい業界の中、アパレル業界の小売店で知られる『BEAMS(ビームス)』は3%という低さで奮闘している。
なぜここの社員たちは辞めないのか?
何か弱みを握られているのか?
それとも他に行き場のない社員ばかりが集まっているのか?
リサーチしてみると、今どきのブラック企業なんかとは全く違う社風が覗えたのです。
動画を見ていると、う~む、やはりスタイリッシュな気がする。
1人1人がプライドを持って仕事をしていて、やはりアパレルという煌びやかそうな世界だけあって普通のサラリーマンよりも輝いているのか、だとしたら何故アパレル業界全体では離職率が高いのかが謎なわけですが。
そもそも直接お客さんに接客して販売する『小売の世界』というのは、基本的に本社勤務よりも店舗勤務のスタッフのほうが入れ替わりが激しいのが定石ですが、ビームスでは数年前から3%を維持していて、店舗勤務のほうが離職率が低いとも言われてます。
採用時には長く働いてくれそうな人に絞って面接されているようですが、そんなのはどこの会社だって、むしろブラック企業だって表向きはそう見せて採用をしてますよね。。。
ママ社員の多さと育休に優しい企業
男女比は1:1ながら女性陣のママ比率が高いようで、勤務時間が4時間とか5時間でもOKという制度が社内にあるらしい。
子供が10歳までその規定が当てはまり、普通の会社よりも随分と温和な印象です。
ライフワークバランスに優れた会社はやっぱり今どきの社員の心をグッと掴むというわけですかね。
また、1000人規模の会社なのに経営陣が社員たちと近い距離にいるというのも珍しいと思います。
他のブラック企業では近くにいてもそれが暴力や恫喝だったりで退職に至るわけですから。
https://www.businessinsider.jp/post-171824