【これ大丈夫なの?】新幹線の殺傷事件が起こらないための訓練
2018年に新幹線で起こった衝撃の事件はまだ記憶に新しいところですが、むしろこれまで何も事件が無かったのが奇跡だったんじゃないかくらいに無安全だったことを認識しましたよね。
それを防止するための警察や車掌による訓練も始まったようですが、
新幹線車内での殺傷事件受けJR東日本と宮城県警が訓練 #nhk_news https://t.co/UvWio8tMwM
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年7月25日
果たして絶対に大丈夫と言えるかは疑問視するところです。
刃物は袋などに包んで持ち込むのを義務化と言っても、結局、新幹線の中には刃物を持ち込めてしまうわけです。
昔から思っていたのですが、空港では航空券購入後に荷物を検査するセキュリティゲートと金属探知機による持ち込み制限がありますが、新幹線って無いのに大丈夫なのかと心配していました。
実はこれ、飛行機では可能でも新幹線では不可能な事情があったんです。
新幹線は本数が多すぎて業務に支障出まくり
10分おきに500人レベルで運ぶ新幹線は、とても1人1人検査なんてしてる時間が無いのです。
検査するためのゲート設置やスタッフ配置などは相当の経費が掛かるのに、検査に時間も取られるので乗客数を減らさないといけなくなり、これではそもそも運営が成り立たないのです。
なので、今回のこういった訓練がせいぜいと言ったところなんですね。