総資産5000億円のドナルド・トランプ氏が大金を稼いだ手法とは
今やアメリカのトップとして君臨しているトランプ大統領ですが、彼はもともと不動産王として名をはせており、政治家出身ではない1人のビジネスマンだったことは有名です。
総資産は5000億円とも言われていますが、彼がどのようにして大金を稼いだのかはあまり日本では報道されていません。
父から継いだ事業
不動産事業は父親から継いだものではありましたが、その時点ではどこにでもある街の不動産屋さんレベルでした。
トランプ氏は不動産を専門とする学科のある大学を出て、MBAも取得しているので頭は良い人物というのは見えてきますね。
父親の会社での事業方針は『中小の顧客向け』でしたが、トランプ氏の事業方針は『大型案件』をターゲットにしていました。
金持ち相手のビジネスに転換したことで、高級ホテル、ゴルフ場、カジノ、別荘、コンドミニアム、ショッピングモール、などをメインに不動産開発をしていきました。
これが大ヒットした形になります。
現地テレビにも多数出演
経営者時代から度々マスコミには姿を現していて、191cmというアメリカ人の中でも大柄な体格ということもあってインパクトがありました。
批判されるタイプの人種であっても、人の目を惹くことに長けている人物というのは結果的に得をすることが立証された形です。
ビルゲイツも住んだトランプタワー
自宅でもありメジャーリーガーや大企業の役員たちばかりしか住めないトランプタワーは1か月の家賃が800万円という部屋もあるのです。
ニューヨークのど真ん中にそびえ立っているので、シンボルでもあり、セレブが住むことも有名なので、日本で言えば六本木ヒルズのような建物です。
家賃8万円の一般人を100人相手するより、金持ち1人の相手のほうが楽に稼げますよね。そういうブランドを確立させた手腕があるのです。
『トランプ』の冠を付けることでブランド料
上記のトランプタワーのように自分の不動産にはトランプの名前が付いている。
前オーナーが金を払うことでブランド化されることで巨大なグループ企業となりお客の信頼を掴むことにも繋がりライセンス料の形で徴収してます。
全米のあちこちに広がり、自身もマスコミ出演などで宣伝されることでトランプの不動産に住みたい人達を増やしてきたのです。
多少無茶なことを言っている大統領ではあるものの、ビジネスマンとしての実績は文句ないレベルであり、ファンも多いことが分かりますね。